貯金をした方がいい理由

お金 お金
貯金する男

なぜ貯金をしなければいけないのか。

周りを見てみると、案外貯金がなくても問題なく生活できているように見える。

実際貯金0世帯の割合は全体の2〜3割。

将来のために貯金なんてするくらいなら、今使って人生を楽しんだ方がいい。

貯金をしない人はこのような意見を持っていたりする。

確かに人生はいつ終わるかわからない。

今この瞬間に使い切ることは、極端ではあるが理にかなっている。

しかしそれと同時に貯金をしておくことで得られるメリットを失う。

今回は貯金をしておくことで得られるメリットを書いていきたい。

資産運用が可能になる

株価のチャート

まとまったお金を用意することで資産運用が可能になる。

貯金をせずに今だけにお金を使ってしまうと、いつまで経っても小さなお金しか扱えない。

つまりその範囲で出来ることしか出来なくなる。

資産運用もその一つで投資額が少ないとリターンも少ない。

資産運用による収入が少ないままだと嫌でも労働を強制される。

資産運用の収入がそれなりにあれば、その分労働の負担を減らすこともできる。

つまり人生の自由度が上がる。

労働の負担が減れば精神にも肉体にも余裕が生まれさらに人生は充実する。

金持ちはさらに金持ちになり貧乏はいつまでも貧乏になる。

資産から生まれた収入が資産に変わりまた収入を生む。

資本主義ではこのようにして格差がどんどん広がっていく。

貯金をしておくことで金持ち側に回る可能性ができる。

気持ちに余裕が生まれる

ダンベルを持った男性

貯金があることで気持ちに余裕が生まれる。

仕事に失敗したとしても、貯金さえあればそこまで落ち込むこともなくなる。

人間関係にも余裕が生まれる。

貯金があれば周りの顔色なんて伺う必要はない。

好かれようが嫌われようが全く問題なくなる。

仕事も人間関係も辞める選択が可能になるからだ。

仕事を辞めても次を探す時間を確保できる。

恋人や友達との関係が破綻しても貯金さえあれば他の誰かとやり直せる。

なんなら一人でもいい。

金がない人ほど誰かに依存しやすい傾向があるように思う。

本当に欲しいものを手に入れることができる

草原に置いてある宝箱

まとまったお金が手元にあることで選択肢が増える。

貯金1000万円あるのと0とでは選択肢が全然違う。

貯金が0だと現状の収入の範囲の選択肢しか無くなる。

本当は欲しいものがあるのに、お金が理由で諦めざるを得なくなる。

貯金があれば金額ではなく本当に必要かどうかで選択できるようになる。

僕は矯正治療をしているが初期費用だけで100万近く支払った。

噛み合わせが悪かったので見た目も悪く、将来的にも健康へのリスクがあるからだ。

トータルで考えればメリットが多いので、した方がいいに決まっているが。

もし貯金が0の状態なら、歯並びを治すことだけに100万も貯めようとしただろうか。

選択するタイミングでそれなりの貯金があったから選べた選択だと思っている。

貯金がないことで欲しいかどうかではなく。

買えるかどうかで買い物を判断することになる。

お金に執着しなくなる

草原に立つ木

それなりに貯金がある人を見ると金に執着しているように思う人がいるが、

それは実際逆だと思っていて、金がない人ほど実は金に執着している。

貯金が増えてくると幸せになるためには実はそこまで金は必要ないと気づくことができる。

健康で文化的な生活が送れているのならそれで十分だと思えるようになる。

しかし貯金がないと健康で文化的な生活以外の何かに幸せを見出そうとする。

人より高い車に乗ったり高い家に住んだり高いものを身につけたり。

他のどこかに幸せがあると信じて、そこに金を延々と投じていく。

必要かどうかではなく金があればあるだけ使うし。

使えば使うだけ幸せになれると思っている。

高ければ高いほど良いものだと思っている。

本当に必要かどうかではなく買えるか買えないかで選択を考える。

選択する時の理由がお金になってしまうので、自然とお金に執着することになる。

お金はあればあるだけ幸せになれると思っている。

お金の量と幸せは比例しない。

幸せになるためには健康で文化的な生活が送れるためのお金があれば十分だ。

貯金があるとそれが体感できるから、お金に対する執着は逆に少なくなる。

買えるから買うのではなく必要だから買う。

そこにお金に対する執着は存在しない。

執着していないが自然とお金が巡ってくるサイクルになる。

そして人間関係にも似たような現象が起きる。

人間関係が楽になる

キャリーケースを持った男

貯金があることで人間関係に余裕が生まれる。

誰に好かれようと嫌われようと問題がないからだ。

もしトラブルがあったとしても、貯金さえあれば大抵のトラブルは解決できる。

しかし貯金がないとどうだろうか。

何かトラブルがあった時のために、嫌いな人でも関係を保っておかなければならない。

貯金があれば一人で全てを解決できる訳ではないが、

無い事と比べると頼りにする人の数は少なくなる。

お金と同じで人間関係も強引に追いかけては上手くいかないと思う。

本当に魅力がある人には自然と人は集まってくる。

貯金があることで、誰にも依存しない自立した強い人間になれる。

最後に 金とは力

お金

この世が資本主義社会である以上、金は力だと言える。

貯金1億円の人と100万円の人とでは、今この瞬間にやれることが全然違う。

貯金が多ければ多いほど幸せになれるわけではないが。

多ければ多いほど社会での力は強くなる。

少しでも有利に資本主義社会で生きていくためにも。

できる範囲で貯金を続けることは必ず自分の力になる。

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